特別プログラム事前予約制

成長産業の技術動向や市場ニーズを解説する特別プログラムを行います。
特別プログラムは、事前予約が必要です。
定員に達していない場合は、予約のない方もご参加いただけますが、事前予約優先ですので、ご了承ください。

6月8日(木)

基調講演 IoT

●10:00~11:05
 5階 講堂 定員200名

「IoT時代のビジネス・イノベーション
~日本の新たなモノづくりをどう方向付けるか~」

東京大学 政策ビジョン研究センター シニア・リサーチャー

小川 紘一

概要

IoTによって世界の産業界が100年に一度とも言うべき転換期に立っています。
その特徴はオープンなビジネス・エコシステムの進展。安定だったはずのモノ造り・モノ売りの競争ルールが一変してしまいます。
本講演では、競争ルールが変わるメカニズムおよび変化への対応策を多くの事例で解説し、IoT時代に日本企業がとるべきビジネス・イノベーションの方向性を、モノが発生する工業データに着目した価値形成とモノのサービス産業化という視点からご提案します。

プロフィール

1973年、富士通研究所入社、研究部長を経て、富士通のビジネス部門へ移籍、事業部長, 理事を経て2004年から東京大学大学院経済研究科ものづくり経営研究センター、特任研究員
2004年から、上海の復旦大学、Information Science学科教授(2008年まで)2008年から東京大学総括プロジェクト機構、知的資産経営総括寄付講座、特任教授を経て2013年4月から東京大学 政策ビジョン研究センター、シニア・リサーチャー兼 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプログラムマネージャー兼 関西学院大学客員教授, 大阪大学非常勤講師。
主な研究領域は、日本の競争戦略、事業戦略、・知財戦略、 ・国際標準化事業戦略。

特別発表 生活技術・ヘルスケア

●13:00~13:40
 5階 会議室531 定員100名

「重さをはかる」から「健康をはかる」へ
~健康を「見える化」するタニタの商品開発~

(株)タニタ 企画開発部 主任研究員

西澤 美幸

概要

計測技術と生理学・統計学を結びつけ、「単なる数値」ではなく、「はかった人にとって意味を持つ」指標に進化させることで、社会のニーズに応える「商品」にするタニタのモノづくり。これを支えているのが、高精度な計測技術と独自の判定・評価アルゴリズムです。世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計の開発から、体組成計への進化、最新の指標「筋質点数」の実装に至るまで、その過程を追いながら、タニタの取り組みを解説します。

プロフィール

1992年横浜国立大学教育学部栄養生理学研究室卒。同年タニタ入社。世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計の開発に携わり、以後、体脂肪計や体組成計、活動量計の解析アルゴリズムの開発を担当している。2013年より文部科学省の食育有識者会議委員を務め、さまざまな計測データを子供達の健康教育に生かす方策の提案を行っている。小学生男児の母でもあり、日々、育児・家事・仕事に奮闘している。

●15:00~15:40
 5階 会議室531 定員100名

「サイエンスとテクノロジーから競技スポーツにイノベーションを起こす」

東京工業大学 工学院 システム制御系 教授

中島 求

概要

リオデジャネイロパラリンピックで日本選手が活躍した舞台裏には日本機械学会におけるスポーツ工学の専門家集団からなる特命チームによる極秘のサポート活動がなされていました。サイエンスとテクノロジーから競技スポーツにイノベーションを起こしつつある状況について、実例を交えて紹介するとともに、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた取り組みについてもご紹介します。

プロフィール

平成2年3月  東京工業大学 工学部卒。 東京工業大学 理工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程を経て、東京工業大学 工学部 助手 。米国モントレー海軍大学院にて客員研究員 、東京工業大学大学院 情報理工学研究科 情報環境学専攻 助教授 を経て、現職。

※当初予定していた特別発表(13:00~13:40)は、講演者((株)UPQ中澤氏)辞退により中止になったため、(株)タニタ西澤氏に変更になりました。
中澤氏の特別発表にお申し込みいただいている場合は、事前予約を引き続き移行いたしますので、中止に伴う変更およびキャンセル手続きは必要ありません。

6月9日(金)

基調講演 機能性材料

●10:00~11:45
 5階 講堂 定員200名

「自動車におけるCFRTPの現状と成形加工における課題」

長岡国際技術士事務所 所長

長岡 猛

概要

近年、自動車の軽量化が進む中、炭素繊維複合材料は軽量・高強度といった炭素繊維が持つ基本物性の高さから注目され、各種産業分野での採用が進んでいます。航空機や自動車などでの採用が進む中、自動車におけるCFRTPの現状と成形加工における課題についてお話しします。

プロフィール

1969年 神戸商船大学 機関科 卒業、同年 株式会社神戸製鋼所 入社
2005年 京都工芸繊維大学 大学院博士課程後期 卒業
2008年 神鋼テクノ株式会社 入社、神鋼テクノ株式会社 理事
2012年 中部航空宇宙技術センターを経て名古屋大学ナショナルコンポジットセンター特任教授
2016年 現職、岐阜大学工学部機械工学科産官学連携研究員

特別発表 生活技術・ヘルスケア

●13:00~13:40
 5階 会議室531 定員100名

「化粧品の開発と評価~化粧品の変臭の解明から機能性粉体へ~」

福井技術士事務所 代表

福井氏インタビュー記事

福井 寛

概要

化粧品は①皮膚や毛髪をケアする、②美やここちよさを演出する、という2つの機能があります。本講演では①の生理的課題と②のここちよさ(視覚、嗅覚、触覚)についておおまかに説明します。また、「化粧品の変臭」という地味な研究から機能性粉体を創り出し、新規な化粧品やカラム充填剤などを開発した講演者の研究例についてお話します。

プロフィール

(株)資生堂で生産、研究、特許などに携わり、その後福井技術士事務所を開設。現在、化粧品関連、粉体関連、表面処理関連のコンサルタントを実施。技術士(化学)、工学博士、日本化学会フェロー、東北大学未来科学共同研究センター客員教授、信州大学地域共同研究センター客員教授。

特別発表 ロボット

●13:00~13:50
 中2階 東京イノベーションハブ 定員80名

「実用化に向けた点検ロボットの開発について」

(株)イクシスリサーチ
代表取締役

山崎 文敬

概要

イクシスリサーチでは、「橋梁点検用ロボット」や「プラント点検ロボット」が順調に実績を重ねています。
橋梁下を移動しながらカメラを上部に突きだし、橋桁の亀裂や損傷状況を撮影。人が点検する場合と作業人数は変わりませんが、点検の品質を損なわず「点検車両による道路の交通制限や、高所作業による負担やリスクを低減」できます。撮影データを自動処理して管理できるため、作業者の報告書作成やデータ管理の負担も大幅に減ります。実証実験などを重ねて実用化を進めている「点検用ロボット」の現状についてお話しします。

プロフィール

1974年9月 山口県生。早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、大阪大学大学院工学研究科知能・機能創生工学専攻博士課程修了。
JST・ERATO北野共生システムプロジェクト学生技術員。阪大フロンティア研究機構特任研究員。日本ロボット学会代議員。かわさき神奈川ロボットビジネス協議会幹事。株式会社イクシスリサーチ代表取締役。

●13:50~14:35
 中2階 東京イノベーションハブ 定員80名

「業務効率化を目的とした自律移動型ロボット導入の可能性について」

日本ユニシス(株)
上級コンサルタント

原 広仁

概要

日本ユニシスでは、2015年度より米Fellow Robots(Fellow, Inc.)の自律移動型ロボットに取り組み、実際の店舗において来店客を売り場まで案内したり、店頭在庫を管理する実証実験に取り組んでいます。今回はそれら実証実験の内容をご紹介しつつ、企業や各種施設における業務効率化を目的とした自律移動型ロボットを導入する意義や可能性についてお話しします。

プロフィール

1981年日本ユニシス入社。様々なコンピューターのオペレーティングシステムや基盤技術を担当し、大手流通・小売企業における大規模システム開発プロジェクトマネジャ、Eコマースやネットスーパーの開発ディレクター等を経て、2015年よりロボット事業化およびROSなどの関連技術を担当。現在、米国企業が開発する自律移動型サービスロボットの利活用や、東京都立産業技術研究センターが推進するロボット産業活性化事業に携わる。

パネルディスカッション ロボット

●14:45~15:45
 中2階 東京イノベーションハブ 定員80名

パネルディスカッション
「ロボット産業活性化 ~開発から事業フェーズへ」

概要

今後、市場拡大が予想されるロボット産業へいち早く参入し、事業化を実現した企業をお招きし、事業化を見据えた研究開発や事業化戦略についてお話を伺います。

日本ユニシス(株) 上級コンサルタント

原 広仁

WHILL(株) 電気・ソフト技術部 エンジニア

佐藤 圭悟

プロフィール

2009年 東北大学大学院工学研究科 卒業
2009年 トヨタ自動車株式会社入社(ハイブリッド車やPHEV車等に使用されるモータ駆動用のパワー半導体に関する研究開発に従事)
2015年 同退社
2015年 WHILL株式会社入社

(株)システムクラフト 代表取締役

谷津 明

プロフィール

1958年 茨城県北茨城市生まれ
1978年 株式会社東芝入社
1991年 株式会社ソーワコーポレーション入社
2008年 株式会社システムクラフト入社
2011年 株式会社システムクラフト 代表取締役就任

(株)日刊工業新聞社 事業出版部 副部長/日本ロボット学会 産学連携委員

今堀 崇弘

プロフィール

1998年、日刊工業新聞社に入社。「機械設計」誌など技術専門誌の編集に従事。2007年よりロボット専門サイト「ロボナブル」編集担当に、2008年からは編集長となり現在に至る。サービスロボット市場創出支援事業事後評価委員、ロボット技術導入事例調査編集委員、ロボット産業・技術の振興に関する調査研究専門部会委員、ロボット大賞ノミネート委員(いずれも経済産業省)などを務める。

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